せっかくベトナムに住んでいるので、ベトナムで投資も初めてみたいと思い、調べながら証券口座を開設してみました。
証券会社の選択
開設となれば、まずは口座を開設する証券会社を選ばなければいけません。
ここで問題となるのが、なかなか日本のように、証券会社の情報が入手できない事です。
日本だと、証券会社の比較情報など、少ししらべれば大量の情報が見つかりますが、ベトナムでは言語の問題もあり情報収集のハードルが高いです。
Webで情報入手や問い合わせをしながら、私はSSI(サイゴン証券)にしました。
理由としては、
・ベトナムでのシェア1位の大手である
・日本語でも問合わせができる
・メールでの問合わせの返答が早い
という点です。
必要書類
申請に必要な書類は、下記3種だけでした。私はテンポラリレジデンスカードを持っていますので、日本在住者だと、必要書類は変わると思います。
ちなみに、最初は証明書類として、パスポートのコピーを求められましたが、後から住所がベトナムと気が付いたようでテンポラリレジデンスカードのコピーが必要とのことでしたので、パスポートのコピーは不要だったかもしれません。
・申請書類
・パスポートのコピー(認証付き)
・テンポラリレジデンスカードのコピー
手続き
1.メールで問い合わせ、必要書類を送付してもらう
上記サイトに、担当者名の連絡先が記載されていたので、メールにて口座開設の希望を伝えました。
翌日には、返信がきました。ベトナムのスピード感だと、数日は要すると思っていましたが、想定外の早い返信でした。
まず、メールで、本名や住所、パスポートなどの必要情報を聞かれますので、それを回答すると開設に必要な書類を準備してくれます。
この時に、開設の案内という日本語の案内も送付してもらえ、下記のような情報が記載されています。
・口座開設の手続き
・市場の時間や取引条件
・手数料
・注文方法
ちなみに、最初の保証金は5,000ドルと記載されていたので問い合わせましたが、不要とのことでした。送られた案内に古い情報も残っているようで、ベトナムっぽい感じでした。
2.書類を印刷し、必要箇所を記入
書類の準備が終わると、メールの添付で書類一式を記入例と一緒に送付してくれます。既にメールで連絡済みの情報は、書類に記載済みで、サンプル通りにサインして返信するだけでよいとのことです。
サインするだけだと心配なので、一通りは目を通して大きな問題は無さそうなのは確認しました。書類にはベトナム語だけでなく、英語も併記してあります。
書類は大きく3種類あり、投資用銀行口座も併せて開設できるようで、わざわざ銀行口座を開設する手間は不要でした。
書類は合計で13通になり、それぞれ数ページあるため、印刷すると50ページ以上にもなります。
3.パスポートの認証を準備
パスポートの認証は、パスポートのコピーに対して、認証の押印をしてもらいます。
方法が全くわからなかったので、会社の総務スタッフに教えてもらいました。ハノイだとKim Maに認証してくれる場所(日本でいう公証役場のようなものだと思います)があるので、そこで押印してもらえるとのこと。
スタッフの子が、別件で行く予定があるとのことだったので、手数料だけ払い、お願いしました。手数料は、数百円程度だったと記憶しています。
4.必要書類の送付
・サイン済みの書類
・認証済みのパスポートのコピー 2通
を、SSIのホーチミンオフィスに郵送すれば大丈夫です。
後から、追加で
・テンポラリレジデンスカードのコピー
をメールで送付しました。
書類を送付した約1週間後、SSI証券とBIDV銀行の口座が開設されたというメールが届きました。パスポートの認証方法など、分からない点があり、開設に時間を要しましたが、そこを除けばスムーズに開設できました。