ハノイの公共交通機関(電車は無く、バスがあるだけ)は不便ですので、外出するときの移動は基本的にタクシーになります。
昔は、メーターが付いていないタクシーが多かったようですが、現在では、ほとんどのタクシーにメーターが付いています。
(メーターがついていないタクシーは見たことがないくらいです。)
タクシーの乗り方は、下記の流れになります。
いくつか注意点があります。
1.タクシーをつかまえる
タクシーをつかまえる方法は日本と同じで
・路上でタクシーをひろう
・電話で呼ぶ
の2通りとなります。
電話で呼ぶ方法は、言語の問題や呼んだのに他の人に取られてしまう等の問題がありますので、路上でタクシーをつかまえる事が多くなります。
ホテルやデパートの前に、停車していれば、そのまま乗り込むだけです。
一番の重要ポイントは、どのタクシー会社を選ぶかです。安全で信頼性が高いと言われているのが、
・Taxi Group
・MaiLinh
の2社です。
実際に他の会社と比べても、社員教育がちゃんとされており、服装もしっかりしているイメージがあります。
おつりも1,000VNDの単位でちゃんとくれます。この2社は台数が多いので、街中で直ぐに見つけることができるはずです。
Taxi Group
車体のデザインはほぼ同じですが、Taxi Groupにも種類があるようです。
下の写真だと3Aになっています。他にCPなどもありますが、どれでも大丈夫です。
車体の屋根にTaxiGroupと記載されています。最近、4人乗りの軽タイプができたり、タブレットを備え付けたり投資が進んでいます。
MaiLinh
2種類のカラーがあります。
小型タイプ(4シート)は、緑一色。
通常タイプ(5シート)は、緑一色と白地に緑の2タイプ。
2.タクシーに乗車
日本のように自動でドアは空いたりしないので、自分でドアを空けて後部座席に乗り込みます。
ベトナムは日本と異なり、右側通行なので、右側から乗り降りします。
バイクなどが勢いよく走ってきますので、左側から降りるのは避けるべきです。
大体のタクシーでは、チャイルドロックで、中からは左側のドアが開けられないようになっています。
乗ったときに、シンチャオ(こんにちは)程度、言っておくと良いかもしれません。
普通、カタカナ読みのベトナム語は通じませんが、会った時のシンチャオは、通じる可能性があります。
(言わなくても全く問題ないです。)
3.行先を伝える
大体のドライバーは英語も通じないので、行先の住所を見せれば良いです。
地図を見るのは慣れていないようなので、地図より住所を見せた方が無難です。へんぴな場所でない限り、ドライバーは大体、道の名前と番地で行先が分かります。
注意として、口頭で住所を伝えても、まじめにベトナム語を学んでいる人でない限り通じません。
通じたようでも、似た場所と間違えられる可能が高いです。
4.お金を支払う
最後にお金の支払いです。
メータの上部に表示されているが金額です。
分かりにくいですが、小数点が3桁目のカンマを表しています。下記の例だと128.0と表示されていますので、128,000VNDを表しています。
ドライバーは、細かいお釣りを持っていないことがあるので、乗車前に細かい紙幣を持っておくと便利です。
5.タクシーから下車
降りるときに、座席に携帯や荷物が忘れていないか、確認しましょう。
何か忘れた時、タクシー会社に問い合わせるのは、非常にハードルが高いですし、戻ってくる保障もありません。