ベトナムに赴任していると、会社の従業員の結婚式に呼ばれることが多くあると思います。ベトナム人の現在の平均年齢は、20代後半なので結婚適齢期の子が多くいることになります。
ベトナムでは結婚式と言っても、日本ほど堅苦しいものではなく、どちらかというと食べて帰るだけの寄合みたいなものに近いです。
服装
日本だとスーツの着用がほぼ必須ですが、ベトナムはカジュアルスタイルでも、それほど問題ありません。
上司として、会社関係の人の結婚式には参加するときは、やはり日本人としてスーツが良いと思います。
一度、休日出勤しているときに、結婚式に誘われTシャツ、短パン、サンダルという超ラフな格好で参加しましたが、特に浮いている感じでもありませんでした。
ご祝儀
日本人が気になるのは、ご祝儀の金額だと思います。日本だと友人であれば30,000円といった相場があり、分かりやすいのですがベトナムの相場は良く分かりません。
私の場合は、年齢も役職もそれほど高くありませんので、500,000VND（約2,500円）を包んでいます。
日本のように、ちゃんとしたご祝儀袋は不要で、白い便箋にお金を入れています。
便箋の表に
Chúc mừng hạnh phúc. （結婚おめでとう）
と書いて、あとは自分の名前を書いておけば大丈夫です。
結婚式
結婚式は、大体、下記のいずれかで行われています。
最近は日本と同じように、ウェディングドレスを着て、西洋スタイルが多いようです。
- ホテルの大広間
- 近所の集会所
- 家の前の歩道や庭
式の当日は、招待状に書かれた開始時間に行っても、ほとんど人はいません。
経験的に大体開始時間の1時間後くらいに着く時間が、人もそれなにり集まっており良いように感じています。
式場に着くと、入り口近くにご祝儀を入れる箱があるので、そこにご祝儀を入れます。
後は、入り口の人（ホテルなら会場スタッフ、集会場や家なら親族のお手伝いの人）に席に案内されるので、そこに座って目の前の料理を食べて友人などと歓談していればよいです。
日本のような余興のようはものはあまりなく、新郎、新婦が席に回ってきますので、そこでお祝いを伝え、写真を撮るくらいです。
ご馳走を食べたり、お酒を飲んで、一息ついたら、新郎新婦やご両親にあいさつして帰宅します。
外国人が結婚式に来てくれることは、一種のステータスのようなものなので、参加すると喜ばれます。今後の仕事も少しはやりやすくなると思いますので、参加するのはおすすめです。
