ベトナムに住んで仕事をしていると、ベトナム人とコミュニケーションをとるには英語を使うことになります。
ベトナムではもちろんベトナム語が公用語なので、英語はベトナム人にとっても第2外国語となり、英語に対する立ち位置は日本人と同じです。
ベトナムで仕事をしているときに感じた、英語に対する点は、
ベトナム人の英語は、ベトナム語訛りになる
日本人がカタカナ英語を喋るのと同じように、ベトナム人の英語もベトナム語のニュアンスがはいります。
ですので、初めてベトナム人と英語で会話すると単語によっては全く聞き取れないことがあります。
これは、ベトナム語を習うと、その訛りを理解できるようになります。
例えば Trust だと、ベトナム人の発音ではチャチュチョの音になるので、’チャスト’とように発音したり、末尾の子音が発音されず、fishは’フィッ’になったり、北部ではヤユヨの音が無いため、youngは’ジャング’となったり、最初は全く分からなくて、紙やホワイトボードに単語を書いてもらうようなこともありました。
ベトナム人からも日本人のカタカナ英語は、変な風に感じているはずです。
日系の会社で働いているベトナム人は、だんだんカタカナ英語に慣れてくるようで、よく理解してくれます。
ベトナム人は、細かい間違いなんて気にしない
日本人感覚だと、英語は文法も含め正確に使わなければならないと思っていますが、ベトナム人は結構適当です。
メールなどでも、普通に文法間違いで送ってきますが、全く気にせず送ってきます。また、間違った英語でも堂々と喋ってきます。
日本人の平均英語力は高い
日本人だと英語が喋れないと言っている人でも、基本的な単語は分かります。モーニング、ハロー、サンキューやワン、ツー、スリー・・・など、理解できるはずです。
しかしベトナムだと、英語が分からない人は、全く簡単な単語も通じないこともありました。
また日本人はカタカナで英語の単語を使うことが多いので、これを使いこなしていけば日本人の平均英語力は低くは無いと思います。